なんやそれと思った方に多嚢胞性卵巣症候群について説明していきましょう!!
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
卵巣に卵子が入った袋(卵胞)が作られるけどなかなか排出されずにたくさん溜まっていく排卵障害の病気です。
女性の20人に1人の割合で見られるため、決して他人事ではないですね。
加齢とともに生理周期が長くなっていくことも多いようです。無自覚のことも多いですが不妊の原因にもなるので早いうちに内服治療で体内環境を整えておく方がいいと思います。

<PCOS簡単チェック>
1)生理が時々抜けたり、周期が長い(35日以上)。しばらく来ないときもある。
2)しばらく来なかった生理が来ると、出血量が多い。
3)ニキビが多い、または思春期に他の人よりニキビが多かった。
(顔のほか、背中や胸にもニキビがある、またはできた。)
4)顔や手足の指、背中などの毛が濃い。姉妹、両親の毛が濃い。
5)家族に糖尿病の人が多い。
6)疲れやすく、いぼができやすい。(脇、首回り、股間や性器)
7)脂性肌。体重増加。痩せにくく、特にお腹周りに脂肪が多い。
8)フケが多く、抜け毛が多い。脱毛している部分がある。
これらの項目に当てはまる人は早めに受診して内をお勧めします。特に結婚を考えている方は!!私の自覚症状としたは1から6まで当てはまるかなと思います。5以外は全部本気で悩みのタネでした、、、😭もうほんと辛い。
原因は?
原因は卵巣内の男性ホルモンが多いことだと言われています。
→男性ホルモンを高くさせている原因は脳から出ているLH(化ホルモン)と血糖値を下げるインスリンというホルモンの作用です。それらが正常より強く卵巣に作用していて男性ホルモンが局所的に上がっていると考えられています。
ですから生理中の血液検査で脳から出るゴナトロピン(LHとFSHのこと)をはかるとLHがFSH(卵胞刺激ホルモン)より高くなるという特徴があります。また、血中の男性ホルモンの値も軽く上昇していることがあります。
出典https://www.marianna-u.ac.jp/hospital/reproduction/feature/case/case03.html
また、ストレスや生活習慣、食生活の乱れが原因となっていることもあります。
「家族の人に糖尿病の人が多い」や「インスリンというホルモンが強く作用している」と考えられていることから、糖尿病の原因となる生活習慣、食生活の乱れに関係して来ることがわかりますね。
ストレスが溜まると「ホルモンバランス崩れてるなー」って感じることないですか?私はめちゃくちゃお肌と背中の治安が悪くなるのですぐ分かります。ああ、今やばいなって。😭
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)治療について
治療は内服薬ホルモン剤で排卵を促し、生理周期を整える。後は生活習慣を見直し食生活を改善することが大事です。
ストレスは全てをなくすことは難しいのでリラックスできる環境を作り、ストレスをうまく発散していくことも必要ですね🌷
ちゃんの場合(実体験)
ちなみに私の場合生理不順は生理が始まってからずっとで
「まあ大人になったら生理周期も整うよ」とか、
「過度なスポーツ(ガチ勢)してたら不順にもなるっていうよね。てか生理少ないのはありがたい!来たら来たで生理痛は重くて大変だし。」
と特に気にしていませんでした。
でも高校を卒業してスポーツもしなくなり、専門学校へ通いだしてからもずっと生理は3ヶ月に1回あるかないかで「前回はいつだったかな?」状態でした。見かねた母にめちゃくちゃ勧められてやっと病院に行き多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。
生理があんまり来ないなーくらいにしか自覚症状がなく、初めて聞いた病名にポカーンとする私、、、😦笑
お医者さんからは「まあ薬でなんとかなるから大丈夫。」と言われたのでその時は
そうなんだーくらいにしか思ってなかったです。
まあその後薬(多分クロミッド、ツムラの漢方106温経湯)を処方され一時通ってはいたものの面倒くさくなり自己中断。
そして数年経過するのですが、、治療と妊娠までの経過は長くなるので次回にします😅
まとめ
多嚢胞性卵巣症候群とは、
ホルモン異常で排卵しにくいため不妊の原因となる病気。
内服治療と生活習慣、食生活を整えることで排卵しやすくホルモンバランスを整えることができる。ストレスを溜めすぎないことも大事!!
年齢を重ねるごとに生理周期が長くなると言うことは、早めに治療に取り掛かった方が自分の体内環境を整えやすいと言うことです。この記事を読んでもしかしてと思ったら、婦人科の受診は気が引けるかもしれませんが受診してくださいね🌸

<追記>※現在新型コロナウイルスの影響もありますので不要不急の外出は避け、落ち着くのを待つか、受診する場合は感染対策、手指消毒など徹底してくださいね。自分がクラスターとなり自分の命、周りの人達、大切な人たちの命に関わる悲しいことが起きないように感染拡大の予防に注意しましょう。

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